赤レンガの校舎を作ろう


2002.10.6 とうとう赤レンガの校舎にとりかかる

赤レンガの校舎のキットを手に入れて早・・・だいぶ。「見てるよ、次回はいつ?」とのありがたいプレッシャーにうぉとばかりに本日始動しました。

キット内容


キットは日本製(?)で小分けされていてて、以前には「見事だー」と賞賛していたんですが、訂正。
メインとなる大きなレンガの大きさは皆揃って、積むのに問題はなし。が、それに付随する、小さなレンガが、小さすぎる!!!!!!!窓部の三角のレンガなんてもう小さくて半分ぐらいの大きさしかない。で、積み上げていくと、いゃっぱりか〜〜〜〜、というほどのがたがたの出来。どうしろっちゅうんじゃ〜〜〜〜!!!!これはひどいよ、千趣会〜〜。

おかんには「これは作品じゃない!!」と駄作以下の評価を受ける。

大きいものは削って調整できるものの(というか、レンガ(素焼き)なんでサンドで削れない)小さいとどうしようもない。で、仕方なしにじゃんじゃん、積み上げていったが、やっぱり酷い・・・。

ということで、隙間を紙ねんどでつめるしかないということにここまでやって気付いた・・・。

ということで、素焼きのレンガを工作用ボンドでひっつけているため、おそらく気をつけてはがせば、ばらばなになる、かもしれないので、ちょっとここで中断・・・。ここまでで3時間は費やされた。テレビで映画「Xファイル」を見ながら・・・。モルダーとうとう宇宙人になっちゃったね。はぁ・・・ながらが悪かったのか・・・。

あの、キットを作った(株)プラスパ様・・・。まじでこのキットで作ったんですか?????????


次回更新は果てしなく未定・・・。


たすけて〜〜〜〜〜!!

お疲れ度・気分的に100%


2002.10.7 ということでバラバラにした・・・

いやホントまいったね・・・。ということで、今日、カッターを駆使して1時間弱でバラバラにしました。で、この後、地獄のならし作業。ボンドがついた表面をカッターで平らにしていくこと2時間以上。実に地獄でした・・・。て、手が・・・。
ということで、積み上げて作る工法を中止しました。次は一層、一層、別個に作り、出来上がったものを積み上げて行くという、タイヤ積み上げ工法(いや、そんな名前ないし)。垂直はバラバラにはなるとは思いますが、それは基準とする紙にでも線を引いてそれにあわせて個々作って、なるべく合わす。で、水平は平らになるんで恐らく水平はまっすぐになってやや見栄えのいいものになるかな・・・。足りん空間はやっぱり粘土だろうかな・・・。層、層の積み上げにはモザイク用のセメントでも購入して調整するかも・・・。


2002.10.8 プチクレーム入れてみた

千趣会にプチクレームを入れてみました。サイトからメールフォームで。一番大きなレンガの0.5の大きさがなければならないものが、そんな大きさなない、0.75の大きさ(0.5平ら部、2.5斜め部)の窓の三角を作るレンガが0.5しかないんで、これはこまるよ、ちゃんとしたサイズのレンガを送って、とプチクレーム。今後の5セットもこんなんじゃこまるよ、とプチクレーム。
本日、担当から電話が入ったみたいですが、おかんが相手をしました。千趣会の見解では人気商品で500セットを売ったが、私みたいなクレームはない。商品自体に問題があって交換はあってもそんなクレームはない。テレフォンカードなどでまっすぐに積み上げるためのサポートをしてまっすぐに積み上げていますか?と。いわれんでもやっとるっちゅ〜ねん。で、未経験者ですか?って。わしゃキットの類はようやっとるし、工作は得意やっちゅ〜うねん。教室も開いて小学生にも体験してもらっている、そんな問題はない。と。で、私が帰宅した頃に電話かけて、と、おかんは言ったんですが、未だ持って電話なし・・・。

ほれほれ、上段の写真の左から2つ目のブロック。手前にある2つのものが窓を作る部分。0.5しかないでしょ。で、一番左端の0.5なければならないブロックが3段積んでこんなにずれる、4段じゃ1ブロックずれる。しかも全体的に大きさが小さい。これはどない考えてもちゃんとは積み上げれません。

むぅ・・・。やっぱモザイク用りセメント買ってきて詰めなあかんな。

あう、もう少ししたらデルプラドが4週分届くというのに・・・。


ということで、今、メーカーさんからお電話ありました。千趣会、メーカーに丸投げかい・・・。私もメーカーで働く身、なんか辛いもの感じますねぇ・・・。メーカーの見解としては、レンガは様々なキット向けに作っている汎用のもので多少はやっぱりブレが生じる。で、隙間はボンドで調整してくれと。・・・どやって・・・・????マニアな方はぼろぼろのひどいレンガばかり買い込んで、古びた建物を作る。汚しも入れたりなんかする。って、私、気分転換に色んなキットを作っているんであって、マニアじゃないし・・・。まるっきり日本で作っており、仕分け作業は内職とのこと。
イギリスの輸入のレンガって輸送途中にわれちゃったりして、結局、日本製を使うドールハウスメーカーが多いとのことです。で、わりかし有名なレンガメーカーみたいです。全然しりませんでしたが。中国からの安いキットとかじゃんじゃん入る。それに値段的に対抗しなければならない。値下戦争。せちがない世の中ですよねぇ・・・って、意味ふめい・・・。

私は中国工場で作っているメーカーで働いていてて、つねづね思うんですが、この不景気の原因は中国に対抗しようとして値段競争にはまることです。はまってはいけません、日本のメーカー。日本のよさ、検品の徹底は絶対にして下さい。今、現状の中国にできないことは「徹底した検品」です。信用が日本のウリです。小回りがきき、徹底した検品をする。必ず生き残れます。知ってますか、中国人や香港人はSONYとあっても、中国製は買わずに日本製を買うとのこと。その理由は徹底した検品で、日本製という保証がつく、との理由らしいです。私たち日本人が中国製を競って買っている一方、豊かになった中国は日本製を手にするという。皮肉です・・・。値段が高くても信用があれば買います。値下げでは生き残れません。そろそろ気付きましょう。不景気日本。商品を値下げするってことは結局、社員の給料が下がって、給料下がるからモノ買わなくなって・・・。社員の給料を上げろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!まじで頼むよ、ウチの社長。(おいおい)

んで、話を戻すと、「こんなもん」が結論とのこと。
で、これって2、3時間で完成するキットだって。2、3時間で作ったら、調整もせずにじゃんじゃん積み上げて、えらい出来になるわい!!
結局、代替のレンガを送ってもらうことになりました。ついでにカタログも送って欲しいと頼みました。数万するレンガキットもあるとのことで、レンガの代替より、カタログが待ち遠しいかも。
ということで、セメントを買いに行きます。セメントがなけりゃ、どうしようもないしね・・・。
東急ハンズでこれとは違うキットが売っているとのことです。このキットは千趣会向けに開発されたようです。ということで店頭では手に入らないみた(多分)。
で、電話中に、私が怒らずに話しているのを(だって、私は文句を言いたいのじゃなくって、純粋にキットを作り上げたいというだけ)、怒っていない関西人って、怒っているのか怒っていないのか判らないって・・・。

ほっとけ!!


2002・10・14 株式会社プラスパさまから代替品とカタログが届く

代替品とカタログと詫び状が届きました。とても丁寧な詫び状で・・・。すんませんね・・・なんか私がけち付けた感・・・。多分通販会社からしかられたんだろうなぁ・・・すんません・・・。
で、代替品を見てみましたらやっぱり大きなちゃんとした商品でした・・・。どうやら検品が悪かったようで・・・。がんばってくださいませ、日本のメーカー。

で、カタログです。1500円〜3000円のキットもあるんですが、やっぱり数万する(6〜10万オーバー)キットはいいものです。元々高額キットから始まったということで。やっぱりメーカーさんも言っていましたが高額キットの方がいいっすね。デルプラドが終ったら挑戦してみようかな、ってな感じです。というか、とりあえず仕上げよっと赤レンガの校舎・・・。

興味ある方はメーカーさんの方に問い合わせてくださいませ。
くどいようですが、たまたま私の商品の一部に検品にひっかからなかったものが入っていたのであって、商品がそうだというわけではないです。メーカーさんも自社製品に自信を持っておられますのでご安心下さい。ドールハウスなんかやっている方は要チェックのメーカーじゃないんでしょうか。(これで私のプチくれーむをちゃらにしていただければ・・・多分、これだから関西の人間は、のモードだと思うし・・・)


ということで再開してみました〜

〜2003年2月23日

あれやこれやでやっと取り掛かる気になりました。というのはデルプラドの方が、袋小路に追い詰められ(ぢぶんで入ったんだってば・・・)てするものがなくなったからであります。

レンガの間に隙間ができるのは十二分に理解したので、セメントでレンガをひっつけてその間を埋めようと考えて、ホームセンターで購入しました。あ〜、ぢつはずっと前の話・・・。数ヶ月間ほったらかしでした。大きいのが白セメントで、茶色のものはセメント用顔料です。そしてこれをちょっと出して、茶色の顔料も少し加えて練ってみる。耳たぶぐらいのやわらかさになったので、セメントをレンガの上に置いて行く。とだ!するするとセメントの水分が失われていく・・・レンガが水分を吸収してしまうのである。そしてセメントは水分を失って、いわゆるセメント状からぼろぼろの砂状になって行く。で、そのセメントの上に置いたレンガがぼろぼろと落ちる。固定できない・・・。だましだまし積み上げて行く。が、指があたってはいばらばら・・・。ぎゃーーーーーーーーとつぶしました。洗面器に入れて水洗い。きれいなレンガに戻りました・・・。数時間が無駄になりました。

で、数日たって、いい加減、再開しようとホームセンターにブロック用のボンドを買う。「セメダイン・PM165-R・コンクリート金属・木材用」である。強力とあってので買ってみた。色は灰色で、弾性接着剤で50ml、特殊シリコーン変形ポリマー、可塑剤、無機物で構成されているもの。分厚く盛ることができたので、レンガ間の隙間埋めにかなり期待した。途中まで作って1日放置してみました。が、次の日、手でぼりぼろと取れる・・・。(多分、横の力で取れたんだと思います。ちゃんと使用法に基づいて使用すると強力だと思います)ポリマー樹脂でボンドがピカピカ光って質感的にも好きになれんので、またまた破壊。が、中途半端に強力である。中途半端にボンドがレンガに引っ付いている。

もうやけくそである。再び、キットについていたボンドで作ることを決心。そしてあいた隙間はセメントで埋めようと決心。そして3度目のトライ。で、だ、交換してもらったレンガ・・・もやっぱり小さかった。これを使うとゆがみが生じる。仕方ないので、ほぼ大きなレンガだけを使って作り上げました。そしてセメントを練って、ざっと表面に塗ってぬれたティッシュで余計な部分をふき取りました。で、やっと本体が出来上がり・・・。で、問題の屋根のかわら貼り。実はデルプラドも屋根が超ニガテなので、ほったらかしにしているのである。そしてここでも屋根貼りはネックになりました。それがお終ると土台に貼り付けて、塀を作って、コケみたいなのを木工ボンドで貼り付けて完成。

ほんま、2〜3時間ではできません。3度目のまともな製作だけでも10時間ぐらいはかかっているハズです。疲れた・・・まぢで・・・。白セメントを隙間に詰めたのは正解でした。なんとなく雰囲気が良くなりました。茶色がきつ過ぎるんですよね。
どう?前の廃墟よりましでしょ?


2007年2月7日

芝が自然素材だったため色が抜けてしまったので、スポンジの芝を撒きなおしました。


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