領主の館終了・・・

〜2006年5月5日

どさっと作るということはしなくなりましたが、気が向いた時にぽつぽつ手をつけるという作業はぼちぼちやっていました。

ほったらかしだった木製部を完成させました。扉には和風ドールハウス用の箪笥の取っ手をつけました。ちょっと民家なんかで用いたアクセサリー用の環っかと差別化を図りました。そして、裏がかなり悩みました。本来は裏のベランダの手すりは木製なんですが、ちょっとお手本を無視した作り方をして、レンガの立ち上がり部が若干あったため、木製の手すりをつけるとかなりの高さになってしまいバランスが取れなくなりました。あれやこれやと考えた末、開き直ってレンガにしました・・・。手すりの支柱はずーとずーと昔に購入したドールハウスの階段用のキットです。なかなか苦労しました。

なんかもういいっかなー、みたいなぁ・・・。まじでどうやっても木製の手すりがつけられませんでした・・・。ゆるしてー。

全景はこんな感じ。ちょっと迫力を出すために下からのアングルにしてみました。

城門に取り掛かる・・・

〜2006年5月5日

自作するすると言っていた城門。宣言します。自作しませーん。してたまるかい。なんで製作がストップしたかとよくよく考えたら城門を自作するといってデザイン探しにえらいてまどり、型紙を作るという作業に気がめいり、ドツボにはまっていたからです。自作してたまるかいよ!開き直りました。で、製作開始・・・。

城門の顔となる木製部の扉の作成。今までの手持ちのクラフト用のチーク材などは若干薄く、幅も狭かったのでホームセンターにやや大きめのクラフト用の木材を買いに行く。ヒノキ材があったんだが、ちょっと目が粗い。ざくざく。クラフトにあまり向いていない気がしていた。本当は茶色のチーク材が欲しかったんですが、細めのものばかりで欲しい大きさがない。仕方ないので白っぽいなんとかチーク(おいおい)という部材を購入。正直、かなり固そうだったので暫く悩んだんですが、他に適当な部材がなかったのでそれに決めました。

案の定、固い。模型用ののこぎりで必死で切る。サンドで整形するのもえらい作業。そしてミニチュアドールハウス用の蝶番をつける。えーと、ミニチュアドール作っている方・・・尊敬します。こんなちっこい蝶番、どうやってつけるねん!!!!!何度も何度もぴんぴんぴんぴんとピンセットから飛んでパーツを探すのにてこずる。パーツ、高いのよ。なくしたらえらいこっちゃで、必死ですわ。

なんとか蝶番をどえらい時間を要してつけました。0.8m/mのピンバイスで下穴をつけて別売りの釘の長さが長かったためペンチで半分ほど落としてがんがんと打ち付ける。もういいです。一生ドールハウスには手を出しません。こりごりです。

で、色が白い。蝶番の真鍮のぴかぴかさ加減が・・・。最初にいつものオイルを塗った。案の定、はじいて色がまるきり付かない。ぎゃー、ぎゃーといらいらしながらじゃぼっとボトルにつけました。2日かけて2度。で、今こんな感じ。重厚感を出すためと何度も戦闘で焼かれたっぽい雰囲気を出すつもり・・・。そうそう城門は火責めで落ちてはいけないのでタールがこっていりと塗られているんだよねー。雰囲気でてるよねー。出てる・・・出ている?出てないよね・・・。また乾いたら、3度目のじゃぽんをするつもり。

オイルが完全に飛んでネタネタ感がなくなるまでこうやって放置。しかしホコリがつくんだよねぇ・・・。

はてさて成功するでしょうか・・・。

まぁ、成功せんでもごーするけどね・・・。

城門開始

〜2006年7月8日

1ヶ月も放置して扉のこてこてが収まった頃に再開。扉は蝶番をつけて開閉できるようにしたため、若干、元の型紙よりは扉が大きくなり、そのため型紙を自作。そこに扉の蝶番の扉についていない方を縫い付けて始める。キットの型紙は初期は別として、厚くて両側に貼ってあるレンガにすき間が生じて見えるのでわざと薄めのものにした。しかしこれが失敗であった。というのは使用する木工ボンドは水性であり、薄い髪だとぶよぶよになるわ、乾燥時に引きつりが生じるわでほとほと困った。しかしもう後戻りはできないのであった。

キットの本の指示では中央の扉がついている部分と、それ挟むようにしてある両側の壁の部分は別々に作り、後に3つの出来上がった部分を土台に張り合わせるというもの。もちろんその方法では取ってつけたような出来になってしまうため、まず扉のある部分を作って、それを土台につけてそしてその両側の壁の型紙を設置して、その後に両側の壁のレンガを張るという順序に変えました。こうするとつなぎ目が目立たなくなりました。

紙の台に縫い付けた蝶番はレンガの下に埋めて表から全く見えないようにした。これがまためんどくさい作業になりました。蝶番があたる部分のレンガをがりがりがりがりと削ったり、割れたりと何度も作り直す。そしてこの時、紙が水性ボンドによって紙が収縮することを計算に入れていなかったため、ぴったりと扉に沿わしてレンガを作ったのが悪かった。乾燥した時、びちびちになってしまいぎゅーと押し込まなくては扉が閉まらなくなってしまいました。そしてアーチ部の苦労といったらそりゃもう。型紙を自作したため、楔型のレンガが合いずらい。そして領主の館で思いついたアーチ部の要石の導入をするかしないかの判断。結局、ふつーに積んだら勝手に要石ができました・・・。なんだそりゃ・・・。そしてきゅーきゅーになってしまったため、向かって左側の扉が半開きしかしなくなりました・・・。多分、蝶番の付け方も悪かったんだと思います。曲がっていたのかな・・・。アーチを削るとなると相当に削ることとなりアーチの調和が乱れるのであきらめました。

扉のついた中央部を作るのにそこそこ時間を費やしたんですが、両サイドの壁はただただレンガを積み上げるだけ。本日1日でしてしまいました・・・。早っ。

でもレンガの質が悪いから選定に時間がかかるんだよね・・・。これがなかったらもっと早かった。

両サイドの壁の端の部分が出来が悪いのは手を抜いているから。というのはここに円柱の塔が張り付いて後々見えなくなるから手を抜きました。

この後はこの出来上がり部分の上部のバルコニー部を作るだけ。そして円柱のレンガのキットで円塔を作って貼るだけ。そんなに時間はかからないかな。それでレンガ貼りは終り。後は出来上がったものをジオラマにして、小道具を作るだけ。ちょっと先が見えてきた。

レンガ積完成

〜2006年8月26日

実は時間的にはそう費やしていないんですが、期間が開いただけという失態・・・。レンガ部完成。

なんかねぇ、望楼のところでも書いているように円レンガの品質が悪いのですっかりとテンションんも下がりっぱなしで、ゆがみが非常にあったので、削ったけど、塔、若干傾く・・・。レンズの都合上、えらく傾いているように見えますが、実はちゃんと定規を当てもって積み上げたのでホントはこんなにゆがんでいない。若干、トップのベランダ部がゆがんでいる程度なんですが。

ホントは木製の跳ね橋を作らなきゃいけないんですが、えらく構造的におかしな物品。

濃い茶色の部分が木製で作らなくてはいけない跳ね橋とそれを引き上げるための柱。オレンジ色がチェーンである。実はきんきら金の付属のチェーンが気に入らず、数年も(おいおい)前にアンティーク色のチェーンをビーズアクセサリーパーツ屋さんで買ってきていたのであった。しかしこれを作らないことに決めた・・・。

図ではなんらおかしくないように見えるでしょう・・・。が、実際は・・・前に川があるんだな・・・。で実際にはめてみると・・・。

目が点である・・・。柱は別段支点があるわけじゃないんでむりからに上げるとぐらぐらになるのである。で、マニュアル本のものはいつの間にか完成している図では・・・。

逆になっているのである・・・。おいおい・・・。これで上げてみると・・・。

えーと、跳ね橋で敵を止められませんが・・・。しかも兵糧攻めされてしまいますが・・・。デルプラドさん・・・。あー、こうすればいいか・・・。

おいっ!!!

ということで木製の跳ね橋は作らないことにしました。決して跳ね橋を引き上げるための柱のための穴を城門に開けるのがめんどくさかったからではありません!作成時にうっかりと穴を作成するのを忘れていたわけではありません!

はぁ、助かった・・・。(ぼそっ)

ということで橋は考えます・・・。跳ね橋以外に・・・。

土台がどー

〜2006年8月26日

実は土台になる部分は数ヶ月も前に組み立てをしていた。その時、発見した事。なんと配布されていた木材が間違っていたのである・・・。

これはいかん!さっそくデルプラドに連絡だー。って倒産しとるがな!!!

外側を取り囲むレールの木材は平板に当たる部分が一方しかないため、左右のどちらかのみに平板をはめる溝が掘られている。本当は左右に溝のある内側を補強するための木材がこなくてはいけないのに、その部分に外側のレールがきた。そう、溝が一致しないのである・・・。しかしそこは、Made in China。木材がやっすもーん。やわらかいのである。彫刻等で簡単に溝が掘れた・・・。

しかし間違っていることには違いない。左右のホゾも異なっており。隙間ができた・・・。

作ったけどさぁ・・・テンションさがりまくっているし、なによりもでかすぎるし・・・。ベニヤ買ってきてちっこいジオラマにしようかと思案中・・・。とほほである。


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