イェリング石碑の複製品 in フランスのルーアン
Jelling Runesotne(copy) in Église St-Ouen, Rouen, Normandy, France
デンマーク・イェリング石碑の複製品。話によると各国のデンマーク大使館にあるとのこと。でもここは片田舎、フランスのノルマンディーのルーアン。どう考えてもデンマーク大使館はない・・・。なぜに??全くその理由はわかりませんでした。
フランス語が全く読めないのでわかりませんが、970と1911の数字が。ひょっとしたら1911年に送られたものかもしれません。
ルーン石碑には小さなロマネスク様式の素朴な教会が似合うのですが、この見事なまでな中世ゴシックの大聖堂に見事に調和しておりました。

大聖堂とルーン石碑とくるとウプサラ大聖堂とルーン石碑を思い浮かべるかもしれませんが、あれは移設されたものです。ウプサラ大聖堂は正直なところ違和感が感じられたりして・・・。

石碑にはコケが生え月日も感じられ東京のデンマーク大使館の複製品とはえらい違いです。非常に丁寧に忠実に作られた複製品。

ルーアンでのひろいもんでした。しかも行く予定ではなかった教会だったし。
左手が市庁、右手がそのサントゥアン教会。

この教会はすっかり寂れて、堂内の椅子の数はかなり少ない。あまりここで祈られる方は少ないのでしょう。教会自体はゴシック建築で月日も感じられ荘厳なる感じなんですが、痛みもひどく手入れがされておらず、ステンドグラスはただのガラスがはめられており(修復のお金がないのか・・・)多少、痛々しさも感じられますが、それも栄枯盛衰、自然の摂理というかで感じのいいものでした。相対的にルーアンは荘厳なるゴシック建築がすばらしい。パリから1時間。お勧めです。ジャンヌダルク教会、モネのモデルのノートルダム教会だけではもったいない街です。


戻る