1 この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。 寂しいような、ほっとしたような…。 |
2 この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか? (自分の調子がいいとき限定で)会話部分。この人物ならここでは絶対こう言うはず。と、するっと書けたので。 |
3 この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか? 会話部分。この人物らしい会話ってどんな会話だ?と考えつつだったので。 |
4 ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。 第一部の「関係」と第二部の「距離」、どちらをどっちに使うのか当初は流動的でした。ひっくり返っていたら、多少は話の流れが違っていたかも。 |
5 タイトルの由来(意味)は何ですか? 二人の会話にどれだけ現実感を持たせることが出来るのか挑戦だっ!って思っていたような、そうでないような…。 |
6 この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか? 他サイト様の小説を読んでツボにはまり、自分のツボポイントをとことん追及したくなりました。 |
7 この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか? この話に関わらず、食べ物ネタを書いてしまうのは明らかに池波正太郎氏の影響です。多分、一生抜けない。 |
8 これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか 読んでくれる方たちの存在。連載が初めてだったんで、応援されるとこんなにやる気が出るものだとは思いませんでした。感謝です。 |
9 ボツにしたストーリー展開を教えてください。 第三部その三の続き。 手をつながれ、戸惑うあずさ。決してこちらを見ようとしないで無言の俊成。漂う緊張感。そこですれ違う袈裟姿の坊主(副住職)。奈緒子の噂話通りのイケメンっぷりに、あずさはつい我を忘れて見とれてしまう。 「今の見た!?本当にイイ男だったねっ。」 直前までの互いの緊張感はどこかへ行ってしまい、興奮して手を離してしまう。 「え?ああ…。」 面白くなさそうにうなずく俊成。あずさ、自分が何かしでかしてしまったことにうっすら気付くが、根本的な理解につながらないためやっぱりよく分からず、妙な間だけが流れてゆく。 っていうのを考えてました。考えた時点で、くどすぎて没。 |
10 プロット(思惑)どおりに進みましたか? ストーリー展開は思惑通りだったものの、それ以外の枝葉が思ったより伸びすぎました。剪定できない自分に反省。 |
11 これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか? 第一部。倉沢家の場面。書き終えたとき、「書くべきことは書いた。これで終わっても良い。」くらい思ったのに、読み直したら物語の起章でしかなくて、愕然としました。 |
12 一番こだわったところはどこですか? 背景、かな?普通に生活すれば目に入る事を、流さずに書きたかったので。 |
13 一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。 どのキャラクターも可愛いです。「好き」というのとはちょっと違いますが。 |
14 実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。 宮崎母にお稲荷さん作ってもらいたい。あと、倉沢父にディナーを…。(ユキでも可) |
15 この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。 第三部その9 俊成「なめらかで、柔らかい。」→「すべすべしていて、柔らかい。」 このくらいの年の男の子があんな切羽詰った最中に、「なめらか」という言葉を使うかはなはだ疑問だったので。でもいざ書いてみたらどうしても「すべすべまんじゅうがに」の歌が頭の中で鳴り響いて、断念しました。 |
16 この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか? 書けたらいいんですが…。無いです。ごめんなさい。 (2005.09.04 追記 予定無しと言い切りつつ、その後の話を書いてしまいました。 でも本当に、それで終わりってことで。) |
17 この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。 第三部その7 あずさ「俊成君は、意地悪だ。」 が会心の出来というより単純に好きなんですが、その後どんどんもりあがっちゃっていくんで、あまり目立たなくなってしまいました。でも好きです。 |
18 この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか? 「投げない/流さない」を自分に課して書いていたので、今後もそれは残していきたいなと思っています。それプラス、不必要な枝葉を刈り上げる力も付けたいなと。 |
19 何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑) 作中にカンナを使うの分かっていたのに、うっかり自分の名前をkannaにしてしまいました。この話のためだけに改名するわけにもいかず…。というか、今更自分が覚えられないっていうか。この点を流していただけると助かります。ああ。 |
20 最後に一言どうぞ! 月並みですが、心の底からの言葉として、 ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました! |
お題提供 「天上捜索」さま