19巻以降〜

2003・5・2〜5・5

2003・2・8以降スランプという名のサボりをしていました。なんでけつまずいたかというと、ニガテな瓦張りの作業に突入したからでした。教会の大屋根と大アプスの屋根張りで、へたれモード炸裂して、そこからほったらかしにしておりました。そしてどんどんと積重なり今はもう32巻。ここまでくるとさすがにしゃれにならない。

たまりまくってこんな状態になっています・・・まじしゃれならん。

で、どうやってスランプという名のサボりを脱出したかというと、順を追ってゆくのは大阪人の私には無理であることが判明。出来る部分からやっていこうと趣旨変えをしてみました。こうして私はスランプという名のサボりを脱出しました。

 すごいもんでねぇ、単純にレンガを積み上げるという作業でも腕が落ちるんですよ。ものすご〜〜〜〜く段取りは悪わ、手は遅いわでこんだけ仕上げるのにも2〜3日かかりました。そして、この回、配布されたレンガの質がいじょ〜〜〜〜〜〜〜に悪い。もろい。恐らくこんなレンガは粘土を圧縮して固めているだけだと思うんですが、その圧縮が悪い。ぼろぼろ。手で持つぐらいで崩れてくるからさぁもうタイヘン。それでももくもくと積み上げる。そして微調整でレンガを削ると、ぼっろ〜〜〜と崩れる。この補修作業がどえらいタイヘンでした。上2行を残して内側を完成としました。

そして本の通りにしたら前の回廊の部分と同じで内側と外側を別々に作り上げて、最後に中にすっぽりといれて完成させる仕組みです。でもこの前はそれで内外のゆがみが気になるカンジになってので(これもどなたもパテなどで埋めて苦労していたみたい)今回はココまでやった後にすぐに外側に入れて、外側を内側のものにぴったりと合うようにして接着しました。

そしてここから大阪人の本領発揮。合理主義というやつです。角にある塔は本当は2本目の回廊部分より先に作るハズなんです。塔と回廊は全てバラバラに作って後で合体させる仕組み。だがしかし、それをすると当然のようにズレが生じるんです。まぁ、配布の仕方で仕方の無いことだと思いますが。私は一挙に作る手法にしました。よく考えたら、壁から手前の回廊までのコの字型は全て一挙に仕上げた方が無駄がないんですが、まぁ、こんだけためてやっとそれが気付いたんで、まぁ、まじめな方は気付かないでしょう・・・。

塔部分の窓には裏から青色のガラスを張りました。もちろんおかんのステンドグラスの端材です。端材のガラスは山ほどあるので、事困らない。

で、こんだけえらそうに言ってはいるが、ぢつは塔部分は若干、こっちの手前に傾いてズレが上にいくほど生じているんですが・・・。まぁ、レンガ積む時にごまかします・・・。

ということで、ちょっとやっては休んで、ちょっとやっては休んででGW中にこんだけしか進めませんでした。なんか集中力が落ちているというかで・・・。はぁ・・・。遠いなぁ・・・・。

回廊の基礎部完成

〜2003・5・25

角にあたる塔を機嫌よく作っていた。が、上から3段目になってどえらいことになる。

間違っていないのにズレが生じる。3ミリぐらい。でもこれは見過ごせないズレになる。塔が傾いているのかとも疑ったが、塔は傾いておらず、傾いていたのは2本目の回廊で、設置した時にめちゃめちゃ目に付く部分の回廊が歪んでいた・・・。ずっと塔が傾いていると思い違いしていたので、ここまでくるとあきらめるしかない。そしてこの塔のレンガのズレもどうしようかとかなり悩んだ。破壊する元気もなく。結局、削って平らにしました。なんかもうへこたれモード突撃。

やっとこさ基礎部を完成しました。レンガの質が悪かったので、前に作った回廊とくらべると格段にぼろぼろの感じ。年代が合わない・・・回廊です。そしてこのぼろぼろの回廊が出来上がった時に一番目に付く場所に置かれることになるんだよなぁ・・・。向こう側の目に付かない場所に設置される回廊はできがいいんです。配布されたレンガも綺麗だったので、色んな意味で綺麗。2本目のレンガは質が悪かったので、サンドをかける時にぼろぼろぼろぼろ・・・。修復不可能な、しかも目に付く場所のレンガがぼろぼろと欠ける。まじでかなん。一応、レンガ積みは完成しましたが、セメントで隙を詰める等の仕上げ作業は残っています・・・。

そして昨日35、36巻が到着しました。回廊2本文の屋根の台紙と瓦、塔の屋根の瓦が配布となりました。間の巻の民家を保留にして一気に回廊を仕上げようかとも思っています。その方がなんかよさげだし・・・。

なんかね、単純な作業に見えて、集中力が落ちるとかなり汚い仕上がりになるんですよね・・・。もちろん部材によっても綺麗さが左右されます。はぁ・・・。疲れるわ・・・。

やっぱりレンガ積み・・・

2003・5・28〜2003・5・30

回廊をまず完成だぁ!とほざいたのもつかの間。やっぱり瓦積みは私にはまだ無理です。心の準備が出来ていません・・・。で、やっぱりレンガを積みました。民家突入です。これでロマネスク教会と回廊は本当は完成できるのにもかかわらず、ちゅーとはんぱに全てをしている私。さっすがぁO型星人!!

本当は向って左の家畜小屋と向って右の民家は別々に作って合体するしくみ。ここで大阪人の合理主義、まぁ、ノルマへ追いつけ作戦ともいう、一緒くたにしました。その方が歪みが生じにくいですから。またまたへたれモード。1日2段しか出来ませんでした。

やっぱりしょせん俗人の住む民家。聖人の住むロマネスク様式の教会とは全然規模が違う。このクラスの民家はまぁまぁ豊かな階層だと思うんですが(なんせ領主の建物と規模が変わらない(おい))、教会と民家の大きさの違い、まぁ、レンガを積んでわかったが、重さが違う!!さっすがぁ!!キリストは偉大なり。

こうしてどうにかこうにか1階部分は完成しました。で、ここでまた「スランプ」に突入します。なぜかというと、2階部は台紙にあるように木材がレンガの間にはさまります。実はこの木材の使用でも悩んでいるんです。いい塗料が見つからないんです。なんか木タールで黒くすす汚れた感じにしたいのですが、木タールが売っていない!!あっちこっちのホームセンターに行っても売っていない!!ステイン系の顔料ではダークブラウン〜黒系のレンジの塗料がないんです。恐らく、売れないからだと思うんですが・・・。どのステイン塗料もイメージとはかけ離れている。仕方ないので、模型作りでも触れられているアクリル系の塗料の黒を購入しました。が、これもまだ実験していないんですよね・・・。

木タールで黒くしたい・・・。えっと私のイメージは古民家の木材部のような感じ、わらぶきの建物のすすで黒くなった大黒柱のようなイメージ。発掘されたヴァイキングシップのような黒いイメージ、シュターブ教会のウルネス教会のあの黒い感じ、を再現したいんです・・・。

う〜ん、チーク系はイメージじゃないんだよなぁ・・・。う〜ん・・・。いい塗料ないですかねぇ・・・。

ということで、木材部突入で、スランプに入ります。う〜ん、ロマネスク様式の大屋根を仕上げようかな・・・。大アプスはまだ悩んでいるんで、まだまだする気はないけど・・・。

でもこの前に、上の2本目の回廊のぼろぼろレンガで欠けた部分(かなり修復は困難)を修復するつもりだったりします。これもかなり時間がかかると思う・・・。はぁ、あんなボロレンガ使うんじゃなかった・・・(この時はこれしかなかった)。結局、これで気に入らない仕上がりになるわ、修復に時間がかかるわ・・・で・・・最悪。

そして回廊の一部修復

2003・6・1

回廊の気になる部分を修復してみました。向って右の手すり部の奥が欠けているのがおわかりいただけるでしょうか・・・。やすりげけの時にもろい粗悪レンガであったので、ぼろっとかけてしまいました。そしてこの修復はあきらめようと上部の蓋も接着しました。

そうあきらめたはずでした・・・が、やっぱり、いつまでたってもかさぶたをめくる習性のある私。そうは問屋が卸しませんでした。上部をカッターでめくり上げ、やっぱり修復しました。

どうでしょうか?いいレンガで修復していました。多分、10分ぐらいの時間かな。なんせパスタゆでながらやっていましたので・・・。まぁ、正直、全部の手すりをやり直したい気分ですがまぁ、やめときます。今度はまじで。向って左手の手前の茶色いレンガも粗悪レンガです。これも何かが軽く当たる程度で欠けると思うんですが、外側なんで、なにかあったら、そん時に修復すりゃいいかな。

そしてこれが綺麗なレンガばかりでやった最初の回廊。こっちのはどの手すりも綺麗。だがしかし、こっちの回廊はね〜、目に付かないところに配置されるのよ・・・。どうよデルプラド・・・。そしてあの粗悪なレンガは二度と配布されることがないので、クレームが一杯きたのかなぁ・・・、わかりませんが・・・。

回廊の屋根に取り掛かる

2003・7・31〜8・4

はいやっとこさ思い腰を上げました。そして何から手につけようかと悩み、一番、やりやすそうな回廊の屋根に取り掛かる。これは屋根の台紙を支える三角形の台座と長方形の紙を真中で折ってその台座の三角に合わす屋根の台紙とで構成されます。
本の通りにすると台座の三角形部にレンガを張りつけ、その後に上の屋根の台紙をかぶせて貼り付けて、その後、瓦をはって、そして前回までに出来上がっている回廊の土台部と合体させるという方法。

で、指示どおりにはしませんでした。まず三角形の土台にレンガを貼り付ける。そしてこれはわざわざ回廊の上で様子を見ながらしました。この段階ではぴったり合う。その後に、三角形に貼り付けたレンガがあまりにも大雑把なので、ごりごりと出っ張った余分な部分をヤスリで台紙の指示どおりにまで削る。そしてこの後に意気揚揚と屋根の台紙を乗せて貼り付ける。三角部と屋根の台紙が張り付いたところで、大本の土台の回廊に貼り付ける作業をする。なぜ指示どおりにしないかというと、部分的に仕上げて後で乗せるとずれるから。
が、おかしい、ずれている・・・。ぴったりいかん。あんだけ調整したのに・・・。とほほである。しかももう一つ大きな問題が発生した。
土台の回廊と屋根のパーツをしっかりと貼り付ける、ぎゅーとぎゅーとぎゅーと・・・。すると、えらいこっちゃ、屋根を固定するためにぎゅうぎゅう押した部分がへこんでしまった。えらいこっちゃー。瓦を気をつけながら貼り付けていく。どんどんと・・・。気をつけた、ハズだった・・・。

やっぱりだめでした・・・。曲がった・・・。これでもかなり許容範囲内・・・。

そして南側回廊と西側回廊の内側の角が当たります。これは指示では南側を直角に切り込んで西側を全て生かす方法。おいおい、ホンモノだったら雨漏りするで・・・。

で、恐らく繊細な日本人は誰その指示には従っていないはずです。これは日本人の美意識が許さんだろう・・・。で、私は互いを45度に切り、上には蓋をしました。

で、瓦を積み終わった後に気がついた。指示ではトップまでの段は6段。私は7段・・・。あまりたくさんを重ねていないにもかかわらず1枚分、差がでました。そして有名な屋根瓦は足りないの定説があるにもかかわらず、合計で45枚分も余計に使ってしまった計算になるのです・・・。すでに大手のサイトでは回廊で瓦が足りなくなったのでデルプラドにメールを入れているという情報が掲示板でちらちら。なんかやーな予感。が、やってしまったのは仕方がない・・・。はぁ、瓦をあまらせて小アプスを修復する予定が・・・。

そして2つの回廊に挟まれた塔に作業を移す。これも大手サイトで塔の高さと回廊の高さが合っていないので、回廊の屋根の一部を削るという事例を既に入手済みでした。どれぐらい高さが合っていないかというとレンガ1段分(10ミリ)である。確かに私が要らない瓦1段を積んだため、2ミリは私の責任だけど、それでも8ミリは高さがあっていない。

写真は内側の角を45度で切って、その上に蓋をした図。それと回廊の屋根が塔の胴体より越えている様。

どうやって、塔の屋根を乗せろというんでしょうか・・・。ちなみに見本も塔の上部より回廊の屋根が上に出ている。そして次の瞬間、なんでかしらんが塔の軒下にちゃんと回廊の屋根がもぐりこんでいる。回廊の屋根を削った形跡なし。

おいおい、勝手に1段、こそっと積んどるぞ・・・。

しかもその情報は全くなし。これは設計ミスでは・・・。

だから私はもう一段積み上げました。内側にサポートの紙がないともろいので、レンガを積んだ後に内側にたっぷりとのりを乗せた紙を貼り付けました。これで塔の軒下に両方の回廊の屋根がもぐりこみました。

やっぱり、人様の情報を見てからすると、いいかも。

一段、塔が頭が伸びたので、ちょっと間抜け・・・です・・・。窓がもっと上の方がかっこいいかな・・・。

ということで完成。週末を思いっきりつぶしてやっとこさ完成しました。瓦材は硬いので指が非常に痛くなりました。

軒下の処理が残っているけど、一応、回廊は完成しました。これで1つやっとこさ完成しました。よかったよかった。

配布とノルマ表を作った

そして、ここまで遅れると何がなんだか、判らなくなり、パッケージを開けるともう、最後、な状態になってしまったので、まずいので表を作りました。

表を見る

そしてこの表を作っていたら、えらいこっちゃ、3号分、見当たらん。あっちこっちを探してやっとこさ発見しました。なくしたらえらいこっちゃでした・・・。早めに対処してよかった・・・。これ以上たまると本当にシャレにならないです・・・。すでに現在、新しく来る分のパッケージは開封できない状態です。そして土台の木材部もためまくっているので、どこのパーツか正直、あまりよく判らないような状態におちいりつつありませす・・・。困ったもんだ。

たいへんなことが起こった

2003・8月中旬〜8月下旬

さて、あまり模型に時間を費やしたくもない状態だったんですが、主塔はレンガ積みなんで、ひまつぶし程度にぼちぼちとやっていました。気が向いた日に1日2段ぐらい。まぁ、このくそ暑い日々の中、集中力は落ちている落ちている。全然はかどらんし、出来が汚い。

主塔はまず煙突を作って、塔は煙突部を避けて作り、そして最後に合体という方法が取られているが、ここでも合理主義とばかりに塔の台紙にいきなり煙突の台紙を貼り付けて一気に処理した。が、あまりよくなかった・・・。一番よさげな方法は煙突をまず作り、出来上がった煙突を塔の台紙に貼り付けて、塔にレンガを貼り付けるという方法が一番よかったと思う。今回は下部だけなので、上部はその方法を取るつもり。
が、なんか集中力が落ちている状態で結構、いやいややっていたので、出来上がりが汚い・・・。もうなんか・・・。

そしてこれは44号までのこと。8月に入ってから配布される45号以下がこない。全然こない。なんでだろうとデルプラドにメールを入れたら、なんとカードの有効期限が6月で切れていたために、勝手に決済不可と判断して、45号以下を止められていたのである。デルプラドからは全く何の連絡もなかった!!!デルプラドも本来は連絡をしてカードの有効期限を聞くなどの対応するらしいのだが、思っきりミスをしでかしている。向こうも連絡ミスの落ち度を認めている。どーよーデルプラド。
で、どうゆう処理になったかというと、再度、入会の手続きとなり、それに1ヶ月ほどかかるという。そしてこの間たまったのは10巻にも及ぶ。そう、10巻分がいきなり、9月の中旬に届く段取りである。しゃれならんでまじで。ほんとどーしてくれるー。
一気にめげたのであった・・・。

そして届く・・・

2003・9・12

どかっと来ましたよ・・・7巻分。お盆の週はお休みだったみたい。えっとちょっと当分、開封する気も無い・・・。

ひまつぶしに主塔を作る

2003・8月下旬〜9・15

ぼけーと過ごすのもなんなんで、1日2段程度でぼちぼちとやっていました。で、この時の手元のレンガが悪い悪い。歪んでいる、歪んでいる。それを調整しながら積み上げていったので時間がかかるかかる。それでも2週間ぐらいかけて上部を作り上げました。ホント腕が落ちているというか、作業スピードが落ちているねぇ・・・。

で、なんでそんな質の悪いレンガを使っているんだろうと、自分に問いかけ、在庫のレンガを調べてみた。むちゃくちゃ一杯あった・・・。1000個は優にあったと思う・・・。恐らく、後必要なのは民家の上部。300個ぐらいの作業だと思う。えらいたくさんある・・・ぞ在庫。そして在庫を見てみたら、あったがなあの質の悪いレンガ。まだ配布してるかデルプラド。

左が持つだけで崩れる粗悪レンガ。大きさがでかい、デカイのに削ろうとしたら、ぼろぼろと崩れてくる。
真中がここんとこ配布されるまぁ、ちょっと軟らかいレンガ。どの面もすぱっと切れていてて、ゆがみさえなければ作業効率は高い。が、ここんとこ配布されているのは歪みまくっているし、歪んでやつに限ってえらく硬くて細工がしずらい。黒っぽいレンガほど、軟らかい。
そして右が最初に配布されたレンガ。表情が豊かで、最も大理石に近いような表情。硬さも丁度いい硬さ。後の仕上げのサンドがけで崩れるようなことはない。でも5ミリの高さは守られていないので1個づつ削らなくてはいけなかった。このレンガは3面は真っ直ぐだが、1面はちょっと膨れているもの。

粗悪レンガは見て直ぐにわかるので、これだけ在庫があるんだから使いたくないので、どれも却下して却下箱にぽんぽんと入れています。その作業ぐらいでもぼろっと欠けるので、ちょっとそれはどーよーな状態ですまじで。


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