出来ていないけど出来た・・・

〜2004年8月12日

レンガの質がばらばらなため非常に作業効率が悪い。悪い上に型紙がおかしいのでずれが生じているのでその微調整もあったり、領主の館が窓が多かったり、バルコニーがあったり、でこぼこが多かったりでかなりてこずりました。で、気が向いたらするようにと手元においていたけど、それでも気が向いた時、1段積めたらいい方。しかもかなり時間が要される・・・。でもなんとかがんばって一段落しました。はぁ、疲れた・・・。

なにが時間がかかるって、レンガの選別に非常に時間がとられました。もちろん民家の時のようなレンガじゃないので、つねにサンドペーパーをつかって大きさを調整しなければいけませんでした。本当にタイヘン・・・。ぎゃー。

でも屋根どころか奥に見える塔の上部を引き続き作らなければいけないのである・・・。はぁ、完成遠い・・・。

よくたどり着きました・・・屈折・・・数ヶ月。

 

前・・・。

斜めから・・・。

横から・・・。

後ろ。バルコニーは別で3段積んで、ぺたっと貼り付けました。力が加わると外れるでしょう・・・。

そしてヘタヘタな煙突。煙突の型紙が若干大きいので非常にゆがみが生じやすい。大きなレンガを見つけ出してそれを使用しなければいけない。その作業もかなり時間がいるんだようなぁ・・・。

で、この領主の館の1こ目の玄関のアーチを作った段階で、1つの事実に直面した。たまたまロマネスク教会の建築法が載っていた本を読んでいた。すると楔形の切り石を用いてのアーチ作りについて、この模型は大嘘をついていたのであった。

ありえないアーチ ありえるアーチ

さて、どこが違うかお気づきでしょうか?え?なに?ありえるアーチの方がかっこ悪い?いや、違うでしょ・・・。本人、気にしているんだから・・・。

何が違うかというと要石というものの有無である。

要石についての解説・・・

まぁ、冷静に考えると非常に当たり前の話である。真ん中の要石がアーチのバランスをとっているのであった。これを知った時、2こ目の扉は必ず要石を入れようと決心した。が、これまた楔形のレンガを調整したり、型紙書いたりタイヘンだったわりにアーチが汚い・・・。型紙では綺麗な半円を描いていたのだが、実際に積むとむにょっと曲がってなにやらぼんやりとしたアーチになってしまった・・・。

うーん、城門で2つ残っているのだが、実際の工法に沿うべきか、見栄え重視して要石なしですべきか・・・うぬー。

でも要石はすごいもんです。まず楔形のレンガをこの要石をべたっと台紙に貼り付ける。そしてその隙間に残りの楔形のレンガを差し込むだけでアーチが成り立つんです。驚きですよ。全てのバランスを要石が取っているんですねぇ。実際やってみてその重要性が実感できました。

でも、めんどくさいんだよなぁ・・・。

98冊全て配布された・・・

2004年8月13日

とうとう全て配布されました。で、全て開封して整理しました。

2年間で配布されたパッケージです・・・。2年、ためました。ついに捨てる瞬間がやってきた。長かったー。というか、完成していないんだけどね・・・。

気がつけば一ヶ月・・・

2004年9月11日

気がつけば3年目のこの日、世界が平和を祈っている時に、なにしとんじゃですが・・・。

今日までにやった作業は木材をオイルで塗るという作業だけ。しかーし、うっかりと拭き取るという作業をしなかったので、オイルがべっとり・・・。てかてか・・・。

下の方のさらり系は以前に塗った分です・・・。最上部のてかてか系が今回の塗布。あー、最悪やー、黒くイメージ通りにはなったけど、べとべとでホコリつくやん・・・。でも今更どうにもできないようでした。ライターであぶってもやわらかくなるだけで飛んではくれない・・・。まぁ、いっかー。
え?いいか?まだらやで・・・。

模型作りを再開するにあたって必要な部材がいくつかあったので、それを手に入れるまで、っとほったらかしにしておりました。必要な部材がやっとこさ集まったのでぼちぼちと再開してみました。

黒の画用紙を100均で、塗料をまたまた東急ハンズで、ドールハウス用のちっちゃな蝶番、和風用の家具用の取っ手、ビーズアクセサリー用のアンティーク色(真鍮)のチェーン50センチ、アンティーク色(真鍮)5ミリぐらいの丸カンです。丸カンは120円もしたので、自作すればいいかなぁとも思ったのですが、ホームセンターにアンティーク色のハリガネが売っていなかったので妥協しました。全部で2千円ぐらいかかったかな。でも蝶番が不満足なんで、ミニチュアドールショップを見つけたんで、そこでいいものを探そうと思っております。

なかなかテンションが立ち上がらない・・・。だらー、だらーとまずは黒い画用紙の紙切りから始めました。なんで黒の画用紙かというと、領主の館のこの後の作業である屋根に取り掛かる前に窓を完成させておかなくてはいけない。え?屋根が出来た後でも一緒じゃん?って。ちっちっちっち、甘いねー。実は窓の部分はくり貫いてあってこんな薄い窓の木材を屋根をつけた後に前方からピンセットで挟んで設置する苦労を考えてください。絶対曲がる。それを防止するためにどんだけ集中力が必要とされるか・・・。しかーも、接着面は少ない。つまーり、出来上がった後にうっかりと前方の一部に力が加わってみてさい、想像してみてください、うっかりと指がぐいっとあたってみたところを。牛乳瓶の悲劇。そう、牛乳瓶のキャップのようにぐにゅーと内側へ入り込んでしまう。それはまずいだろう・・・。またそれを修繕しようとピンセットを伸ばして、うぁっ、向こう側におとしてもたがな、な惨劇を・・・。

ということで十字架型に切り抜き、裏から上げ底にして貼り付けました。これが結構時間がかかった・・・。まっすぐに貼れば楽なんですが、それだと随分と奥に窓が置かれることになるので、レンガの厚みの半分ぐらいの2ミリぐらいを上げ底にしました。

まずは塔の上層の扉から始めました。ここでビーズアクセサリー用の丸カンを使いました。まぁ、取っ手の代わりってやつです・・・。上の木材がてかてかに光っているのはボンドがはみ出たのではなく、オイルが残っているのです・・・。案の定、ほこりつきまくりで、後で塗りなおしの作業が発生しました・・・。

バルコニー側の扉。こちらは動きをつけてみました。というか、扉がでかくてちょっと削らなくてはいけなかったので、めんどくさかったので開けることにしました。
が、こっちの方がめんどくさかったです・・・。というのは壁と接している部分が厚みがありすぎて開けた状態だと、筋交い(でいいのか?)の部分が当たってしまい、隙間ができてしまうのです。ということで接している部分は斜めに削りました。扉の開閉の角度だけ斜めに削りました・・・。めんどくさい・・・。しまったー。
でも動きが出たからよかったかな・・・?

で、窓の筋交いがまたまた問題になった。配布された木材では太すぎる・・・。結局、配布された2ミリぐらいの幅の木材を真ん中からカッターで裂いて、1ミリ弱にして使用することにしました・・・。タイヘン・・・。しかもオイルでの塗布のため、木工ボンドと愛称が悪い・・・。ひっつかない・・・。きゃー。

なんとかかんとか苦労して窓だけはめました。これで屋根がはれるかな・・・。

ちょっと判りにくいですが、1階がアーチになっているところの上の窓も半開きにしました。動きをつけたというか、まぁ、大きすぎて削るのがめんどくさかったので、開けたのだが、これまためんどくさかった・・・。前述の扉の時と同じく、設置面を開閉の角度ぐらい斜めに削る必要がいるため・・・。かなーり、かなーりめんどくさかった・・・。

扉はまぁ、最後でもいいかなっと放置。あー、これでやっと屋根にいけるかなぁ・・・。


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